第七十一候 水沢腹堅

 寒晒し。
 すべての色彩を隠し持ち、時を待つ。


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〜水沢腹堅(さわみず こおりつめる)〜


川に厚く氷が張って、一年の中でも一番寒さが厳しい頃。
それでも今シーズンは、氷点下10℃以下までは記録していないので、まだマシかも知れません。
私の住む辺りの冬は、雪は比較的少なく、カラッとした晴天が続きます。その分、身ぐるみ剥がれたような感じで寒さに晒されます。
寒いのはもちろん嫌なのですが(年々つらくなる…)、空気が凛と冴え渡る風景はとても綺麗です。
朝日にキラキラと輝く雪や氷も、輪郭をくっきりと浮かび上がらせる遠くの雪山も、鉱物のように深い色を湛えた青空も、星を豪勢に煌めかせる夜空も。
花咲く春、風渡る夏、色づく秋、冴える冬。
春夏秋冬、ここに住んでいて良かったと思います。
…でも、大雪だけは勘弁。。

海の旬は、鮪、海じゃないけれどワカサギなどなど。
山の旬は、芽キャベツ(買ったことさえないです…)、ゴボウなどなど。
先日、スーパーで生海苔を買いました。お味噌汁に入れると、ふわっといい香りがします。
メカブも並んでいますね。これも株のまま茹でて刻むと、予め細かく切って売っているメカブとは別物の美味しさ。
先日は殻付き牡蠣を買ってきて、レンジでチンして頂きました。シンプルに美味しい。
海なし県に住んでいるため、海産物イコールご馳走なのです。
子供の頃は、生海苔なんてお店で見かけたことがなかったですから、流通の発展に感謝です。


次回は1月30日「鷄始乳」に更新します。
ラストです。



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by bowww | 2015-01-25 09:52 | 七十二候 | Comments(2)
Commented by 高橋 at 2015-01-27 19:05 x
東京であくせく仕事をしてきました。
(昼は暖かくてラクチンだぁ…おや!この車、スタッドレス履いてない!?)
などと思いながら東北に帰ってきたら…寒い寒いぞ!
去年出張した北海道も寒かったけれど、東北も寒い!!

秋の山を最後の記憶とし、二ヶ月ぶりに山中に在る会社へ向かいましたが、山が一気に枯れており、
(何が起こったんだ!?)
といった、浦島太郎感が(笑)
地元の景色が一気に変わると、長年住んでいる土地でも、新鮮に感じられるものなのですね。
Commented by bowww at 2015-01-27 22:35
高橋さま。

おかえりなさい♪
長期間の出張なのですね、おつかれさまでした。
そう、冬に東京に行くと暖かさにびっくりしますよね。
こんなにあったかいのに、道行く人たちはダウンコートやファーでモコモコしてる…と。
スタッドレスなんて、都会の人にとってみれば保管する場所さえ勿体ないでしょうし…。
確かに2ヶ月も留守にすれば、季節は完全に変わってますもんね。
まして東京みたいな都会で過ごしていれば、季節感があまりないですもの。
地元の寒さに震え上がるような、ホッとするような…(笑)。
温度差でお風邪を召しませんように。


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