第三十一候 温風至

 胸元に熟れた果物の香り
 香りの結界

 待ちくたびれたのだ
 幾千の夜と幾千の朝
 終わりがないのなら始まりもない

 凌霄花(ノウゼンカズラ)が暮れ残る

 崩壊の兆し
 

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〜温風至(あつかぜ いたる)〜



二十四節気は小暑へ。
「温風」は熱を帯びた風。
梅雨が明ければ夏本番、ですが、梅雨は後半になるほど荒れる傾向があるようですね。
猛烈な台風も近づいています。
どうかどうか、大きな被害が出ませんように。

7月7日は七夕…とはいっても、新暦の七夕は梅雨の最中ですから、天の川もほとんど見えませんよね。
旧暦の「七夕」は秋の季語。現在の8月はどれだけ暑くても、暦の上では秋なんですね。
織姫彦星は、年に一度だけしか会えないそうですが、そうは言っても何千年(何千回)も会っていれば、飽きてしまわないかしらん。
「亭主元気で留守がいい、だわ」なんて、織姫さんも思っているのかなぁ。
東京の浅草寺では、ほおずき市が開かれる頃ですね。
あ、入谷の鬼子母神では朝顔市も。
行ってみたいなぁ、と田舎者は憧れるのです。

海の旬はコチ(高級魚ですね)などなど。
山の旬はシシトウ、スモモなどなど。
そろそろ桃がお店に並び始める頃です。
たぶん、食べ物の中で一番好きなものは桃です。
香りも味も姿形もパーフェクトな果物!だと思うのです。幸せの権化だと思うのです。
今年も美味しい桃に会えますように。



次回は7月12日「蓮始開」に更新します。





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by bowww | 2014-07-07 11:30 | 七十二候 | Comments(0)


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