カテゴリ:思ったこと考えたこと( 3 )

言葉のこと

にょっぽりと昇ったお月様が綺麗だったので、iPhoneで。
粒子が荒くてザラザラ、わら半紙に刷った出来の悪い版画みたいですね。
満月には少し間があるけれど光量は十分のようで、夜になると、雪が残る遠くの山々が青く浮かび上がり、とても綺麗です。
空気が澄んでいる分だけ、明日の朝は冷え込みそうです。


b0314743_23575497.jpg

口を開けば誰かの批判、それも我ながら惚れ惚れするほど切れがいい。バシッと決まる。
…自分がそんな状態のときは要注意です。
人の粗にばかり気が向くから自身のことがお留守になります。
何か恥ずかしいミスを仕出かしたりして、消え入りたい気持ちになります。
誰かに向けた批判・悪口が、ぐるっと回って自分に返ってくるんですね。

「ドウセ…」「メンドクサ…」「ナンデジブンバカリ…」という言葉が、胸の中でグルグルし始めるのもよくありません。
うっかり声に出してしまったら最後、心張り棒がぐにゃりとへしゃげます。
ずぶずぶと自虐の沼に沈み込んでいくのは、いっそ快感でもあります。
でも、沈むのは簡単だけど、抜け出るのはどれだけ大変か。
こんな言葉を呟くぐらいなら、「コンチキショ!」と叫ぶ方がマシです。

悪口も噂話も「ドウセ…」という独り言も、溜め込むよりは小出しに吐き出す方が良いに決まっています。
ストレスは少しずつ解消していかなくては。
でも、つまらない言葉ばかり使っていると、その言葉が本人を害し始めます。
言葉で自家中毒を起こすようなものですね。
批判したくてウズウズしている口を、ぐっと真一文字に閉める。
情けない独り言を、ごくんと飲み込む。
せめて聞いた相手が笑ってくれる言葉に置き換えられるまで、少しは黙っていなさい。コブシの蕾を見習いなさい。
と、自分に言い聞かせます。
…ただ、コブシの蕾は愛らしいけど、いいトシをした大人の女が(つまりはおばさんが…)、口を真一文字にして働いていると、周りを怖がらせてしまうだけだったりもして加減がムツカシイのであります。


…なんてことを考えながら、雨水の作り話を書き上げました。
次回の作り話は3月5日「啓蟄」に更新します。

[PR]
by bowww | 2016-02-22 00:44 | 思ったこと考えたこと | Comments(0)

ゆく年くる年(写真、ちょっと追加)

2015年最後の朝。日の出直前。


b0314743_07414607.jpg


b0314743_22431301.jpg

結局は、バッタバタの年の瀬です。
年齢相応に、段取り良く美しく片付けて、すっきりと新年を迎える準備をしたいのに。。
どうにも気を取られることが多くて、散らかしっぱなしの年の暮れです。

今年の2月に、新しい家に引っ越しました。
何の変哲もない、オシャレでもない建売住宅ですが、何より大きな窓が嬉しいのです。
毎朝、晴れても曇っても降っても、空が窓いっぱいに見えるだけで幸せになります。
日当り良好なのもありがたい。
色々なご縁が何だか芋づる式に繋がって、「良い風」に吹かれるまま、ここまで漕ぎ着けた気がします。
実はまだ夢を見ているんじゃないか?と思ってしまうほど。
背中を押してくれた人、助けてくれた人、導いてくれた人。
どこに向かって感謝していいのか分からないほどです。

子供の頃から、いつも必ず、誰かに助けてもらってきました。
家族はもちろん、親戚、友人、学校の先生、同僚etc.
仕事で偶然出会った方からも、思いがけない言葉のプレゼントやあたたかいお気遣いを頂いたり。
ず〜っと頂いてばかりの人生。
これからは少しずつ、お返ししていかなくちゃ。


年齢を重ねれば、容姿も能力も体力も衰えていきます。
思いの侭にならないことが増えます。
いじれいじれのおばちゃんにならないように、風通しを良くしよう。
心がカチカチコチコチにならないように、いつもちゃんと耕そう。
ズルは(出来るだけ)しないように。
一日一度は、声を出して笑おう。
…うん、笑おう。
新年の抱負にします。


ブログを訪れてくださった皆さま、本当に本当にありがとうございました。
良いお年をお迎えくださいませ。
次回は1月6日「小寒」に更新します。

[PR]
by bowww | 2015-12-31 00:04 | 思ったこと考えたこと | Comments(2)

果て

悲しみの果てに 何があるかなんて
俺は知らない 見たこともない
ただ あなたの顔が
浮かんで消えるだろう

涙の後には 笑いがあるはずさ
誰かが言ってた 本当なんだろう
いつもの俺を
笑っちまうんだろう

部屋を飾ろう
コーヒーを飲もう
花を飾ってくれよ
いつもの部屋に

悲しみの果てに 何があるかなんて
…Oh yeah
悲しみの果ては
素晴らしい日々を
送っていこうぜ
Oh baby
Oh…

悲しみの果ては
素晴らしい日々を
送っていこうぜ

   作詞・作曲:宮本浩次


b0314743_23024215.jpg


この数日、エレファントカシマシのこの曲を、ずっと頭の中で歌っていました。
シンプルで短い曲なので、ほとんど暗記していたみたいです(ネットで歌詞を確認したら、ほぼ正解)。
きっかけは、hiyoさんのブログでした。
「泣く」「哭く」「鳴く」「啼く」。
胸がギュッとなります。

立ち竦み、声も出せず、涙も流れないほどの悲しみ。
獣のように吠えることしかできない悲しみ。
幸いなことに、私にはまだ、そんな経験はありません。
鼻水啜って、目を拳でゴシゴシこする程度で済んでいます。
「悲しみの果て」を知りません。
もし、その場に自分が立ったら、笑える日が再び来るとは思えないだろうな。
痛いから触らないで、放っておいて、と懇願するだろうな。

それでも、生きている限りはお腹が空きます。
何か食べれば、心を置いてけぼりにしたままでも、体は動き出します。
体に引きずられて、心が何か欲し始めます。
ギシギシギシギシ軋みながらも、歩き出すしかないんだろうな。


そんなことを考えながらラジオを聞いていたら、リクエストでこの曲がかかったのです。
シンクロニシティ??




[PR]
by bowww | 2015-10-19 00:23 | 思ったこと考えたこと | Comments(4)